玉竜(リュウノヒゲ)の植え方

玉竜を用いるメリット

 

玉竜を植えることには様々なメリットがあります。一つには日陰でも良く育つことと、また一つには株分けで容易に増やす事ができることです。また春などに刈り込みを行う事で、葉が再びきれいに出揃います。

 

芝生に比べると玉竜はほとんどケアフリーと言っても良いほどです。手入れなどに要する時間や費用を節約できるのも魅力です。

 

その他にも地面に密生させることで雑草の発生を抑制する効果や、地表からの必要以上の水分蒸発を防ぎ、適度な水分を地中に保つことができます。

 

さらに玉竜で緑化された地表部分は適度な温度や湿度を保つことができ、夏の照り返しや乾燥した地面から発生する土埃を防止する効果や、斜面などに植え付けることで大雨や洪水などで土が流出するのを根が防いでくれるといった効果もあります。

 

特に地熱を適度に調節する効果については、ひいては夏場のエアコンディショナーの使用頻度を抑える効果も期待できます。

 

コンクリートの建造物に覆われた都会では、ヒートアイランド現象が深刻化しています。またオゾン層破壊による地球の温暖化に対しても、より多くの植物を植えることで二酸化炭素の過剰な発生を抑制することができます。

 

そんな中、屋上緑化や平面緑化の一翼を担う植物として、手間がかからずコストも安い玉竜の存在は大いに注目されるところです。